TBSドラマ『フェイクマミー』で注目を集めている
川栄李奈さんのヘアスタイル。
役柄に合わせたビジュアルが印象的で、
特にハイトーンの髪色(ブロンド〜ハニーベージュにピンクのインナーカラーなど)を取り入れたスタイルが話題です。
そこで今回は、現役美容師目線で
ヘアの特徴・サロンでのオーダー方法・再現スタイリング・ハイトーンを長持ちさせるケアまで詳しく解説します。
川栄李奈の『フェイクマミー』でのヘアビジュアル解説
川栄李奈さんの今回のヘアは、
明るめのベースカラーにレイヤーで動きをつけ、
毛先やインナーにアクセントカラーを入れたモダンなロング〜ミディアムレングスが特徴です。
表面は柔らかなウェーブで女性らしさを出しつつ、
前髪や顔まわりをややシャープに仕上げて役柄の芯の強さも表現しています。

個人的にはパッツンのワイドバングがツボです!
【フェイクマミー】川栄李奈の髪型のオーダー方法は?
伝えるべきポイント(サロンでの具体的なオーダー文)



表面に柔らかなレイヤーを入れたロングヘア。
顔まわりは少し短めにレイヤーを入れて動きを出したいです。
ベースはハイトーンのベージュ〜ブロンド(7〜10トーンをベースにブリーチで明るくしてから調整)、
毛先またはインナーにピンク系のアクセントカラーを入れてください。
追加で伝えると良い細かい指定
- ブリーチ回数の目安
→履歴によるがブリーチが初めての人はダブルプロセス(ブリーチ→オンカラー)を想定するとブリーチ1〜2回が目安。
ダメージが気になる場合はトーンを抑えた“ハニーベージュ”にする方法も。 - 色味のニュアンス指定
→「黄みを抑えたアッシュ寄りのベージュ」「暖かみのあるハニーベージュ」「ピンクはくすませたローズピンク」など具体的に伝えると仕上がりが安定します。 - インナーカラーや毛先のグラデーションを希望する場合は、色の出方(主張したいか控えめにしたいか)を事前に伝える。
- 仕上げの質感
→柔らかいウェーブ感(コテ巻き)で抜け感を出すことを希望する旨を伝える。
川栄李奈風ヘアのスタイリング方法は?
スタイリング手順(再現しやすいシンプル手順)
- ベースのセット
→洗い流さないトリートメントを全体に塗布して軽くドライ。 - 根元を立ち上げる
→ドライヤーで根元に風を当てて軽くボリュームを出す。 - コテでウェーブ作り
→26〜32mmのコテで、内側はランダムに外巻き/内巻き交互に、表面は顔まわりを意識してゆるめに巻く。 - ほぐし&束感作り
→冷めたらオイルやセラムを手のひらに薄く伸ばし、毛先中心に揉み込むように動きをつける。 - 仕上げ
→軽めのヘアスプレーで動きをキープしながら、前髪は指で自然に流す。
ポイント
- 「作り込みすぎないラフな動き」がこのスタイルの肝。
強めの巻きではなくゆるいウェーブ→ほぐすで自然な抜け感を作る。 - ほぐす時は必ず熱が冷めてから!冷めないうちにほぐすとカールが取れやすくなります。
おすすめのスタイリング剤は?
ハイトーン×ウェーブをきれいに見せるために、軽い束感と保湿力のあるアイテムがおすすめです。
洗い流さないトリートメント(ミルクタイプ)
毛先のまとまりと保湿に必須。少量を両手で温めてからつける。
軽いオイル/セラム
ツヤ出し+ほぐしに最適。つけすぎないよう注意。
ソフトワックス/バーム
手のひらで伸ばして内側から揉み込むと自然な束感が出る。
ヘアスプレー(ライトホールド)
動きを残しつつキープ。風で崩れやすい日は軽めに。
カラープロテクトシャンプー(紫・ブルー系 or カラーキープ系)
黄ばみ抑制やピンク系の退色防止に有効。
よくある質問(FAQ)
Q1. ハイトーンはダメージが怖いのですが、ダメージを抑える方法は?



・ブリーチ回数を必要最小限にする。
・ブリーチ時にオラプレックス等の補強トリートメントを併用する。
・サロンでの施術間隔を空ける(2〜3週間は短縮しない)などでダメージ軽減が可能です。
Q2. ハイトーンの色持ちはどのくらい?



色落ちは早めで、特にピンク系や赤系は3〜4週間で抜けやすいです。
色持ちを良くするには低刺激のカラーシャンプー・カラートリートメントで週1〜2回のメンテナンスをおすすめします。
Q3. 職場や環境で控えめに見せたい場合は?



インナーカラーや毛先のグラデーションでアクセントだけ入れる方法なら、まとめ髪にすると目立ちにくくできます。
ベースを少しトーンダウンして“ハイライト風”にする手も◎。
Q4. 自宅でできる退色対策は?



低温でのドライ、紫外線対策(UVスプレー)、塩素避け(プール時は被り物)に加え、毎日のヘアケアで保湿を徹底してください。
まとめ
川栄李奈さんの『フェイクマミー』でのヘアは、ハイトーンの華やかさと、柔らかなウェーブによる抜け感が魅力です。
サロンでのオーダーは「ベースの明るさ・レイヤー位置・インナー/毛先のアクセントカラー」を具体的に伝えること。
ハイトーンは退色が早いのでホームケア(カラーケアシャンプー/トリートメント/週1のカラートリートメント)と熱ダメージ対策が重要です。
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