2024年4月14日午前11時から大阪・関西万博で
空飛ぶクルマのデモフライトが行われました。
アメリカではすでに商用運航が始まっている空飛ぶクルマですが、
運転するにはどうやって免許を取得するのでしょうか?
今回は空飛ぶクルマの免許取得方法についてまとめてみました。
大阪万博で空飛ぶクルマが初飛行し話題に
2024年4月14日午前11時から大阪・関西万博で「空飛ぶクルマ」のデモフライトが行われました。
本来は前日の13日がデモフライトの予定でしたが、悪天候の為見送りとなりました。
実際にフライトする映像を見た人は、
「ドローンみたい」
「ヘリコプターでよくない?」
といった批判的な声が上がりました。
空飛ぶ車の運転免許はどうやって取るの?ライセンスの取得方法を解説!
話題の空飛ぶクルマですが、
運転免許はどうやって取るのでしょうか?
空飛ぶクルマに乗るために必要な免許
空飛ぶ車を実際に運転・操縦する場合には、
①自動車の免許
②自家用操縦士免許 (固定翼)
が必要になります。
免許の取得方法
① 適性検査(航空身体検査)
まずは身体検査に合格する必要があります。
- 等級:第二種航空身体検査
- 指定の医療機関で受ける(航空身体検査指定医がいる病院)
② 航空学校または訓練施設に入校
飛行機の操縦訓練を受けるには、
国の認定を受けた航空機操縦士養成施設(航空学校)に通います。
- 日本国内の代表的な学校:JAA、日本航空大学校、朝日航空など
- 海外(アメリカなど)で取得することも可能
③ 学科講習と試験
学科の内容
- 航空法規
- 航空力学
- 気象
- 航法(ナビゲーション)
- 運航知識・手順
→ 学科試験に合格する必要があります(筆記試験)
④ 実地訓練(飛行訓練)
- 最低 40時間(うち10時間は単独飛行)が必要です
- 飛行機の操縦方法や緊急操作などを学びます
⑤ 実地試験(チェックライド)
- 飛行試験官との同乗で実技試験
- 操縦技術・安全判断・通信手順などを評価されます
⑥ 免許申請・取得
- すべての試験・訓練が終了後、国土交通省に申請
- 合格すれば自家用操縦士(固定翼)の免許が交付されます
以上のステップで免許を取得することができます。
免許取得にかかる費用と期間は?
空飛ぶクルマに乗るための免許を取得するためには、
期間: 約6か月~1年(通い方や学校によって異なる)
費用: 約150万〜300万円(国内の場合)
ほどかかります。
海外で取得する場合は、国内で取得するより安く習得することができます。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は大阪万博で話題の空飛ぶクルマの免許についてまとめてみました。
いつか空にこのクルマが飛んでいるのが日常になる日がくるのでしょうか。
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